秋季火災予防運動に伴う消防署・消防団の合同訓練の実施について

令和3年11月9日から15日まで「令和3年秋季全国火災予防運動」が実施されます。

これに伴い、姶良市消防本部及び姶良市消防団の合同訓練を11月7日に実施しました。
 

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今回の訓練は、近年多発する大規模な林野火災を想定し、地上から山頂部まで各分団が消防用水を中継して送水し、山頂部で燃え広がる火災を消火するという想定で実施しました。

林野火災における消火活動では、大量の消防用水を要することや、送水圧の喪失対策に多くの人員・資機材を要することなど、消火活動が困難となる要因が多数あります。この訓練では、それらの障害を再度確認し、消防団が誇る組織動員力を活用し、消防署員と連携して消火活動を行うことを狙いとしています。
 

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この訓練に先立ちまして、姶良市では、令和3年8月19日に姶良伊佐地区生コンクリート協同組合と「災害時における消防用水等の供給支援に関する協定」を締結しており、今回の訓練でも同組合からミキサー車4台を派遣していただき、訓練に使用する消防用水を供給していただきました。

また、訓練の実施にあっては姶良市の採石事業者様のご厚意で、敷地内の傾斜地を訓練箇所として使用させていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
 

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消防署員23名、消防団員62名が、高低差約80メートル、ホース総延長約500メートルとなる傾斜地を駆け上がり、各地点に防火水槽計4基を設置し、消防用水16,000ℓを中継しました。

一般的な浴槽に使用する水量が250ℓ程度ですので、今回は64回分のお風呂の水を使用したことになります。(実際に使用した水は、飲用ではない工場の地下水です。)
 

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山頂部では、放水する消防団員と共に、水陸両用バギーが消防団の小型ポンプから送水を受け、バギーに装着した放水銃から林野火災の想定箇所に放水を行いました。

今回の訓練を通じて、消防署員と消防団員の連携を図ることができたことや、消防団の各分団間での無線運用の実戦的な訓練ができたことなど、多くの収穫がありました。
 

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今後も姶良市消防本部及び姶良市消防団では、相互の連携を図りながら、各種の災害に備えた訓練を実施していきます。

11月14日(日)には姶良市総合防災訓練が実施されます。

皆様もこの機会に、身の回りの安全を確認し、災害に対する備えができているかチェックしましょう!
 

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姶良市消防本部